アシナガバチとは?
アシナガバチを駆除する場合の方法・やり方
アシナガバチの場合はスズメバチと比べて攻撃性は比較的少ないと言われているため、自宅などに蜂の巣ができてしまった場合、何とか自力で駆除できないかと考えますよね。 しかし、アシナガバチの巣を駆除する場合も危険が伴うのは事実です。 むやみに近づいて、蜂を刺激しないように気をつけましょう。
蜂を駆除するのには適した時間帯がある
アシナガバチを駆除するのに、最も良い時間帯は夕方から夜の時間帯と言われています。 昼間の明るい時間帯の場合、働きバチがエサを集めるために巣から離れている可能性が高く、すべての蜂を駆除することができません。 残ったアシナガバチたちが巣の近くをグルグルと飛び続け、再度駆除を行う必要が出てきてしまいます。 夕方以降に駆除を行えば、働きバチなどが巣の方へ帰ってきていますので、一回の作業で駆除を目指すことができます。
女王バチが一匹の場合の駆除のやり方
働きバチが羽化する前の女王バチ一匹の場合、巣を落としたとしても、女王バチが攻撃してくることはありません。 そのため、日常生活において大人が手を伸ばしても届かないような、害のない高さに巣があるのであれば、可能な限り女王バチではなく、巣だけを駆除する方法を行います。 まずは、アシナガバチの巣を落とします。 その後、アシナガバチは同じ場所に何度も巣を作る習性があるので、巣があった場所に蜂が近寄らないように対策を施します。
こうすることで、女王バチが巣を作るのをあきらめて、他の場所に流れていくようになります。 なお、巣が大きくなると100匹ぐらいの蜂が発生しますので注意してください。 巣が小さいうちは比較的簡単に駆除することができますので、見つけたらすぐに専門業者などにご連絡ください。
働きバチが羽化している場合の駆除のやり方
働きバチが羽化してから駆除する際、働きバチたちが巣に戻ってきていることを確認します。 働きバチが巣にいない日中ではなく、巣に戻って来る頃、日が落ちた夜間に行うと効率よく駆除することができるからです。 なお、アシナガバチを見つけたことを家族から聞き、会社から帰った後などにご主人が巣のある場所を見に行こうとする際、ライトを使うと蜂がライトに向かってくる可能性がありますので注意してください。
不用意に近付くことはやめましょう。 防護服を身につけ、殺虫剤を持って巣の風上から1~2mほど離れた場所に行き、そこから巣に向かって20~30秒間ほど噴射し退治するといった方法が紹介されていることがあります。
その際、巣に止まっていた蜂は飛び散りますがこれは攻撃ではありませんので、作業を中断しないようにして殺虫剤の噴射を続けます。 殺虫剤が体に付着したアシナガバチは、その後飛び立ったまま巣へ戻ることなく死んでしまいます。
蜂がいなくなったら、巣を取り除き、巣があった場所にも20~30秒ほど噴き付けておきます。後は、ほうきとちりとりで蜂の死骸と巣を掃除し、ゴミ袋に入れれば駆除は完了です。
このときも素手ではなく、手袋をして慎重に行います。 上記は、専門業者でない方が駆除をする際のノウハウのひとつですが、自力での駆除は危険です。 アシナガバチは民家の軒先などに巣を作ります。また植え込みなどにも作る場合があるので、ガーデニングなどをしていて不意に巣に出くわしてしまうこともあります。 危険だと判断した場合は、専門の駆除業者などに相談するようにしましょう。
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